吐き出し箱

一瞬で気持ちが変わり続けるからその都度出す。

糸かけについて

突然の糸かけワークショップの終了宣言。

私の想いを書きます。


何年か前にたまたま見かけた

糸かけワークショップ。

とても綺麗でやりたい!って思った。

少し遠いところでの開催やし、

値段もそこそこ高かった。


予約して初めての糸かけをして、

とっても楽しかったの覚えてる。

釘打ちの段階から

「上手ですね〜」

って言われたのも覚えてる。


嬉しくって。

完成した時の自分の作品が

とっても嬉しくって。


それからまた何年か経って

同じ方のワークショップに参加した。

今度は違う形の糸かけ。

難しかったなぁ〜

でも達成感があった。

一度完成して、家に持ち帰ったのに、

なんとなく気に入らなくなって、

糸を全部外して、一からやり直した。

結局今もまだ納得してない。(笑)

だからまた外してやり直したい。

それぐらい私は糸かけが大好き。


糸をかけるのが大好き。


自分の心の中にある、

感情とか、感覚とか、想いとか、願いとか、

いろんなものがそこに現れるのが好き。


時間はかかるし、間違えたらやり直しだし、

糸だから切れることもある。

そうゆうのも顕著に現れて、

全てが気付きになる。

それが楽しくて仕方ない。


こんなにはまるとは。


2回目が終わってから

自分でも糸かけ出来ないかなって

考えるようになった。

そこで、

「はじめての糸かけ曼荼羅

って本を買って、

ホームセンターで板を買って、

カットしてもらって、型紙で釘打って、

やり始めた。


その時に、思い出した。


初めて糸かけをしたあと、

知り合いの方に

「ここで糸かけワークショップしてよ」

って言われたなぁ〜って。


その時はもちろん、

糸かけの仕組みもそんなに理解してないし、

私にそんなことできるわけない。

と思っていたから、

即座に「いやいや、無理ですよー」

って言ったんじゃないかな。


でもそれを思い出して、

あ、この本があれば、

私にもワークショップが出来るかもしれない。

って思い始めました。


その時は、

当時、「ワークショップしてよ」

って言ってくれてた方たちとは

あまり関わりがなくなっていて、

別のコミュニティによく顔を出してた。

だからそこでまずはやってみようかな。

って思いました。


それからはトントンとことが進み、

糸かけやってみたい!

って人が現れ、

自分で板を作って、

ワークショップを始めました。

段々と広がって、知名度もあがり、

「こんなんみたことないー!」とか

「知ってたけど、近くでやれるとこがなくて、ずっと探してたー!」とか

そう言ってもらえることが増えた。


嬉しく思った。

ありがたいなぁって思った。


その反面で、

ワークショップの値段設定や

知らない人との一対一の会話、

どうしても電話が苦手な私にとって、

予約システムの難しさ。

いろんなもやもやが出た。


色々試行錯誤しながら、

あーでもないこーでもないと

色々試してみた。

土台の板も、

こだわりが出てきたりして、

私のやりたいことが

段々と義務に変わった。

(その時はまだ私の中ではやりたいことをやってるつもりではいた)


そうなると、

こだわるならそれなりに労力と

お金が必要になる。

だからワークショップの値段をあげる。

そうゆうことも考えていった。


でもそれが私にとって

とっても違和感だった。


本来ビジネスとしては

それが当たり前なのかもしれない。

材料費があって、労力代があって、

ワークショップする場所のレンタル代、

そこに付随するランチ代、交通費、

板を作る過程でバキバキになった

身体のメンテナンス代。

続けていくには、

あまりにも多い出費。

それをお客様に課すってゆうのが、

私は納得できなかった。

かと言って、

その分を自分で賄えるのかっていったら

それは出来ない。

そこまでの金銭的余裕はない。

精神的余裕もない。

ていうかそもそも、

そこまでしてやりたくない。


となりました。


元々、なんで、

ワークショップをしようと思ったのか、

それがなんとなくみえた。


「自分が何者かになりたかった」


社会的に外れている、

歯車からもれている、

そんな感覚だって自分にとって、

仕事を持つこと、

「今何やってるの?」

って聞かれた時に答える答えが欲しかった。


もちろんそれだけじゃなくて、

お手軽に糸かけを知ってもらいたい、

体験してもらいたい、

楽しさを共有したいって気持ちもありました。

(これに関しては、とても大きな差異があった。私の感じる糸かけの魅力を中々感じ取ってもらえなかった。手芸としての糸かけは私の糸かけではなかった。)


そんなことに気がついた。


昨日の朝まで

これからもワークショップ続けるつもりでした。


久々のワークショップが

昨日の昼にあって、

それをやりながら

段々とわかってきた。


もやもやがとまらなくなって、

お客様と一緒に

私も糸かけをし始めた。

瞑想しながら糸をかけていくと

どんどん思考がスッキリしてきた。

クリアになって、シンプルになった。


それで決めた。


ワークショップはもうしない。


不特定多数の人に

糸かけを知ってもらうのはもうやめた。

教えて欲しい人には、

教えてもらえるところに行ってもらう。

私の役割はもう終わった。


自分が作りたいものだけを作りたい。

日々流れる、自分の中の感覚を、

作品にしたい。それだけだ。


色々とお世話になりました。


これからは、

教えてほしいって人が居たら

私が教えたいなって思う人だけに

教えたりはします。

ドネーションで。


愛ある人だけ。



本当にやってよかったです。

やれてよかった。

やれる環境をありがとうございました。

本当に皆様に感謝しています。

私の経験値があがった。

それはそれはとんでもなく。


ここから少しの間、

ワークショップの依頼を断る試練が来ます。

私は断るのが苦手、

その練習までさせてもらえる。

ありがとうございます。


今ある糸かけワークショップの予約のみ、

最後までしっかり努めたいと思います。



1月21日

13時30分〜17時00分

【プライベートサロンダリア】

西明石駅から徒歩5分程。

20センチ4000円

30センチ6000円

予約は私か、プライベートサロンダリアまで。


はぁ〜!!

スッキリした!!




ちなみに、

これまでの作品や、

昨日ワークショップ中に作った作品

「破壊と再生」

も、月に一度のノマドマートで

出品します。

購入出来ますので、

早い者勝ちですよっ!(笑)


私の作品は全て魔法がかかっています。


良いように作用する魔法しかかけてません。


私から出る波動、受け取ってね。


またノマドマートについてはお知らせします。




本当にありがとうございました。