生まれてきた

朝からある記事を読んでいると

ふと頭に浮かんできた。

「子供は親を選べない」

っていうけど

違うよね。

選んできてるよね。

全部全部意味のあるものなんだよね。

昨日ね、朝起きて泣きそうだった。

夢の中で父と会ってた。

その夢はなんだか複雑だったけど、

起きて最初に出てきた感情は

「ぱぱに愛されたかった。」

それから携帯のメモに

感じてることを書いた。

私は父に愛されたかった。

強いてゆうなら、

父と母に望まれて生まれてきたかった。

実際望まれてたのかもしれないよ。

事実として、

母が父と別れようと思っていた時に

（父のことを愛していなかった）

私が出来たから結婚することにして

私を産んだらしい。

この話を聞いてしまってからは

どうしても私は望まれて生まれてきたとは

思えなくなってしまった。

何故、母がこの話を私にしたのかは

わからないし、

いつされたのかも覚えてないんだけどね。

でもね、

それが違うのかもしれないな。って

思い始めてる。

この間、この話をある人にしたの。

「望まない結婚をさせてしまったこと、

母が幸せじゃないなら

この結婚も出産も間違いだったんじゃ」

そしたら

「幸せだったと思うよ。

ふたりも子供に会えたんだから。」

って言ってくれて、

「え？そうなの？」

ってなりました。

（私と弟のふたり）

私は子供を産んだことがないし、

今のところ予定もないから

全然感覚がわからないんです。

でも、私にわからない幸せって

もしかしたらあるんじゃないか？

結婚がどうとか、

不倫されたからどうとか、

シングルマザーだからとか、

子供産んで病気になったからどうとか、

そうゆうのぶっ飛ばして、

【私と弟が存在している】

この事実は何にも敵わないほど

幸せの要素を持ってるんじゃないか？

って思った。

私はまだ経験してないから

体感したわけじゃないけど、

もしかしたら！

もしかしたら、そうゆうことって

あるのかもしれない。

だとしたら

生まれてきたことも

両親が離婚し、

母についてきたことも、

父に対する感情も、

今、連絡も取れなくなってしまったことも、

母への感情も

弟への感情も

この状況も

さらには幼馴染の死も。

きっと、私が生きるために、

意味のあるものなのかもしれない。

悲しくて寂しくてどうしようもないけど、

きっと見てくれているし、

私に何かを気付かせてくれようとしたんだろう。

私が今この複雑な感情を知ったのも

全部があったからこそ。

ありがとう。

私に関わる全ての人に感謝したい。

本当にありがとうございます。

私はまだまだ生きて、

人生を味わっていくよ。