吐き出し箱

一瞬で気持ちが変わり続けるからその都度出す。

抽象化実験

今読んでる本、

前田裕二さんの「メモの魔力」

から、

抽象化にチャレンジ。

普段からみんなやってるけど

意識してやってみようかと。


今日抽象化してみるワードは

「苦いレモンの匂い」

です。


そうです、米津玄師のlemonの歌詞です。

初めてこの歌詞を見たときに

なんとなく、なんとなくですよ?

良いなぁと思いました。

それで普通は終わりますよね

なんかいい感じだなぁとか

なんか好きなフレーズだなぁって。


それを突き詰めて考えてみようってことです。

いやぁ、書きながらわくわくするよね。

では早速やってみます。


【何故、良いと思ったのか?】

なんでやろう、

でも感じたのは

「レモンの匂い」

だけやとそんなになんよね、

レモンってゆうフレーズも

結構好き。

匂いもまぁまぁ。

でも何より、一番心掴んだのは

『苦い』

なんよね。


苦いってなんか良いのよ

甘いでもなく

美味しいでもなく

酸っぱいでもなく

苦い。

レモンの匂いって言ったら

とりあえずは酸っぱいが先に浮かぶ?

そんな感じするけど、

確かにちょっと苦いよね。

レモンとか柑橘類って

全部苦味あるよね。

特に皮の部分とか。

でもあの苦味がよかったりする。

短所は長所になり得る。


それは人に関しても同じよね。

あの人のこんなところ苦手やなぁ

って感じる所は

自分の感覚であって、

経験や、体感、タイミングや、ニュアンスなど

色々重なってそう感じるんよ

直感もそう。

直感で感じたことは

その直感自体が自分を作ったものの

中に生まれたものやし

スピリチュアル的に言うと

前世とか先祖とかから

受け継いだものかもしれん。


なので。

私が苦手だと感じた部分は

世の中の全員が苦手と感じることはない。

ということです。

もしかしたら

その苦手部分を

とても良い部分だと感じて

それが決め手になって

その人に好意を持つ人もいるんです。


話を戻すと、

一見普通に聞き流しているかもしれない、

「苦いレモンの匂い」

というフレーズ。

苦いと感じたことあるから

そのワードがでる。

酸っぱいじゃなくて苦い。

そうゆうことが他にも沢山ありそう。


まだまだ深掘りするよ。


これを聞いて耳に止まって

目で見て、気になった訳で

こうして苦いレモンについて

思考したけれども

そもそも、これは比喩的表現で

本当は苦いとも思ってないし

レモンの匂いもしてないかもしれない。

その歌詞を書いた本人にしか

それはわかりかねる。

そうなったら

他にどんな意味があるだろうと

考えてみたい。


「苦いレモンの匂い」


ネットなのか何かで

この曲は祖父のことを書いた歌詞だと

聞いたのですが、

本当かどうかはちょっとわからないので

そうだと仮定して考えてみる。

仮に祖父のことを書いたとすると

苦いレモンの匂いというのは

祖父の体臭とも取れる。

レモンが好きだった祖父で

よく丸かじりとかで食べてて

レモンの匂いのする祖父だった。

(みかん食べすぎてると

手が黄色くなったり

みかんの匂いする人もいたような

素敵なおじい様だなぁそれは。

レモンの匂いのする祖父って

なんか良き。

かっこいいし、ワイルドだし

健康そうだし、可愛い感じもする。

優しさとか、でもクレイジーな感じもするなぁ。

そうゆう意味の、本当のレモンの匂いが

していたってことかもしれない。

歌詞の真相を知りたいわけじゃないから

追求はしないけど

それはそれでお洒落だなぁ。


なんで私は「苦い」って言葉が好きなんやろう。

お茶とか好きやし、ゆずの皮とか苦くて大好き。

でもだからといって苦いもの全部好きかと言われると

そうでもない。

でも苦いっていうフレーズは好きなのよ。

苦労とか苦しいって意味もある漢字なのに

なんで好感を持てるのだろうか。


もうすでに

【苦】が

ゲシュタルト崩壊してるけど(笑)


苦味。

苦笑い。

苦虫を噛み潰したような。


苦い思い出って美しく感じる。

その苦味が現在であるなら

苦しみという感情があるから

辛いのかもしれないけど、

それが時間を経て

苦い思い出になったら

それはとても良い経験として残る気がする。

思い出したくないと思ってても

苦い思い出と言っている時点で

思い出してるし、

思い出、だから

思い出すものだし。


苦い思い出って例えばどんなんだろう。

私にとって

苦いレモンの匂いのする

出来事ってなんだろう。


これが転用かな?

抽象化してからの転用。

実生活に生かしたり

イデアの種にしてみる。


苦いレモンの匂いのする出来事

山ほどあるな(笑)

苦いものばかりかもしれん。

でもそれがあって、今があるから

やっぱり感謝。

感謝なのよ〜ほんと。


苦味も美味しく感じる舌を

持ってて良かったなぁ。

美味しく思える感覚を

持ってて良かったなぁ。

苦い思い出は

美味しい思い出だ。

それを噛んで

にがっ!

ってなりながら

ちょっと笑う。


中々いい人生だ。


なんかいい感じにまとまったから

この辺にしとこう。

いやぁー楽しいよね。

こうやって抽象化して

自分で枝葉作りまくって思考するの

楽しくてしょうがない。

これをまたシェアするのが

楽しみで仕方ない。


てことで

今日はおしまい。

おやすみなさいませ。